救急救命士の仰天現場 パラメディック119~すべては救命のために~

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パラメディック119-すべては救命のために-

パラメディック119救急用語辞典 up data 2011.9.26

ジャパンコーマスケール 出血性ショック ショック  心肺蘇生法 心肺停止状態 心不全

ジャパンコーマスケール

 傷病者の意識の状態を10段階で表す指標です。ゼロを意識清明と評価し後は以下のように評価します。JSC(3-3-9度方式)と表現されます。

Ⅰ桁 刺激しないでも覚醒している状態
1.だいたい意識清明だが今ひとつはっきりしない
2.見当識障害がある
3.自分の名前、生年月日が言えない
Ⅱ桁 刺激すると覚醒する状態 刺激をやめると眠り込む
10.普通の呼びかけで容易に開眼する
20.大きな声または身体を房ぶることにより開眼する
30.痛み刺激を加えつつ呼びかけを繰り返すとかろうじて開眼する
Ⅲ桁 刺激をしても覚醒しない状態
100.痛み刺激に対し、払いのけるような動作をする
200.痛み刺激で少し手足を動かしたり、顔をしかめる
300.痛み刺激に反応しない
R:不穏 I:失禁 A:自発性喪失

救急救命士テキスト上巻第7版P289参照

出血性ショック

 循環血液量が減少することによる循環不全である。

 出血はショックの原因としては最も分かりやすく、かつ適切なタイミングで適切な処置が行われれば救命できる可能性の高いものである。

 出血量が全血液量の20%になると心拍数が増加してくるが、血圧は比較的維持されいることが多い。これは脳や心臓など重要臓器への血流を優先するために、皮膚や筋肉などの血管が収縮して血管抵抗が高くなるためである。このため四肢抹消は血流が乏しくなり、見た目で蒼白になり、触れると冷たく湿った感触となる。

 出血量が30~40%になると、心拍数はさらに増加し血圧は低くなる。高熱でもないのに心拍数が120回/分以上の場合、この程度の出血がある可能性が高い。

救急救命士テキスト第7版下494ページより引用

出血性ショックの傷病者が容態変化した事例―病院までもたないぞ…
明らかな出血性ショックの傷病者を扱った事例―現場は迷いの中で

ショック

 抹消の循環不全とそれに伴うさまざまな病態を示す言葉である。つまり、組織を灌流する血液量が低下して、正常な細胞活動を営めなくなった状態と定義されている。ショックの本質は抹消循環不全、つまり「血のめぐりが悪い状態」であるとの理解が一番大切である。

救急救命士テキスト第7版下493ページより引用

心肺蘇生法

 CPR(Cardio-Pulmonary Resuscitationの略)心肺停止状態の傷病者に対して行う心配蘇生処置のこと。人工呼吸、胸骨圧迫心マッサージを行うことを言います。人工呼吸に際しては、救急救命士のみが行える器具を用いた気道の確保(ラリンゲアルマスク、ラリンゲアルチューブ、食道閉鎖式エアウェイ、気管挿菅などの処置)を行います。

CPR・心肺蘇生法

心肺停止状態

 CPA(cardiopulmonary arrestの略)呼吸、脈拍が停止した状態を言います。

心不全

 よく聞く心不全っていう名前、これって実は病名ではないのです。心不全とは心臓の働きが不十分な結果、起きる体の状態をいいます。つまり心不全とは様々な理由で心臓に何らかの不備が生じ、それによってもたらさられる状態をいいます。心臓がポンプとして上手く機能していない状態とか、車で言えばエンジンが上手く回らない状態って言えば分かりやすいでしょうか?私たち救急隊員も既往症を聞いて「心不全があります」って言われてもちょっと具体性に欠けてしまって困ってしまうことがあります。狭心症の方もいれば心筋梗塞、高血圧の方もいます。

参考にさせていただいたHP
心不全-その症状と直し方
心不全com

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